“貯金ゼロ”というリアルな不安
近年、20代〜40代の働き世代で「貯金がない」「将来が不安」という声がますます増えています。
特に物価高、年金不信、副業解禁などライフスタイルが急変する中、お金の「不安」が常に隣にある時代です。
金融庁の発表した“老後2000万円問題”が社会に衝撃を与えてから、5年以上が経ちました。しかし、実際に老後どころか、「今」のお金すら余裕がないという方も多いのが現実。
そんな中、企業が提供できる「守り」だけでなく「攻めの福利厚生」として注目されているのが、企業型DC(確定拠出年金)なのです。
企業型DCとは?カンタンに言うと“もう1つの年金”
まず、企業型DCとは何か。ざっくり説明すると、会社と自分で積み立てる“自分年金”制度です。
- 毎月、会社が一定額を拠出(負担)してくれる
- 自分で運用先(投資信託など)を選ぶ
- 原則60歳以降に受け取れる
これだけ聞くと「将来のことより今が大事…」と思うかもしれません。
しかし、企業型DCは“今”からこそ始めるべき制度です。
貯金ゼロからでもOKな理由3つ

①会社が“最初のお金”を出してくれる
企業型DCは、従業員が拠出しなくても、会社から自動で積み立てられるケースが多いです。
つまり、自分のお財布に一切手をつけず、資産運用がスタートできるのです。
✔「気づいたら口座に残高がある」状態を、放っておくだけで作れます。
②掛金は“課税前”に引かれる=手取り感覚が変わらない
企業型DCの掛金は、所得税や住民税が引かれる前に差し引かれます。
そのため、手取りが減ったような感覚が少なく、貯蓄がしやすい構造です。
✔「節税しながら貯められる」=貯金ゼロからのリスタートに最適。
③投資初心者向けの商品設計
「投資とか怖い…」「よくわからない…」という方も多いですが、企業型DCの商品は“元本確保型”から“バランス型”まで、初心者向けの設計がされており、自分にあったリスクで運用可能です。
✔専門知識不要。“預けるだけでいい”選択肢もあります。
企業型DCで“反撃”を始める方法

「資産形成はお金がある人の話」と思っていませんか?
企業型DCを活用すれば、“0円スタート”でも未来の安心は作れます。
STEP1:会社に制度があるか確認
もし制度がなければ、人事や経営層に「導入検討」を提案してみるのもひとつの方法です。
STEP2:自分に合った運用方法を選ぶ
投資に自信がない場合は、定期預金型の元本確保型から始めるのがおすすめです。
STEP3:放置でOK。時間が最大の武器
投資のリターンは“金額”より“時間”がカギです。若いうちから始めるだけで、複利効果が加速します。
株式会社企業型DCサポートができること
当社では、以下のようなサポートを提供しています:
- 中小企業向け企業型DCの制度設計・導入支援
- 従業員向け資産形成・投資教育セミナーの実施
- 導入後の管理・サポート・従業員対応もワンストップで支援
特に「福利厚生制度を導入したいけど時間も知識もない」という企業様向けに、
完全丸投げ型の導入支援パッケージをご用意しています。
“貯金ゼロ”からの未来は、いま動けば変えられる
企業型DCは、「制度」として説明されがちですが、本質は“未来を自分で守る”選択肢です。
何もないところからでも、“始めること”がすでに一歩目。
今、お金がないあなたにこそ。
そして、そういう社員を抱える会社にこそ。
企業型DCは、“反撃の一手”になるかもしれません。